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冨安健洋がコロナ禍で心境語る…マスク文化ないイタリア人の意識も「変わった」

ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋が、『DAZN』の番組『DAZNダイアリー』に出演し、様々なことを語った。

新型コロナウイルス感染拡大の影響でサッカーが中断している中、自宅で個別練習中の冨安が、オンラインでインタビューに応じた。セリエA実況でお馴染みの北川義隆氏が聞き手を務めた。

体調について「元気にやっています」と安心させた冨安は、現在のイタリアの状況に関して、「ボローニャの中心街には行っていないのでわからないですが、近所でもほとんど外出している人はいないです。スーパーマーケットでも人数制限がある。外で待ったり、入店の際も体温チェックがあるので厳重です」と、引き続き誰もが警戒している状況だと報告した。

さらに、予防のためのマスクについては、「クラブからは2枚だけいただきました。僕は日本からマスクを持ってきてるんで大丈夫でした」とコメント。もともとマスクをする文化ではなかったイタリアだが、「コロナウイルスの感染が拡大し始めた頃にも、(多くの人が)マスクをしていなかった。(今では)スーパーでも皆マスクをしている。マスクをしていても、下にズレていたら周囲の人が注意するくらい。本当に変わったなと思います」と話した。

また、「僕がサッカーを始めてから、一番サッカーをやれていない期間が長い。日頃サッカーができているのは当たり前じゃないと改めて感じました」と心境を吐露した冨安は、コロナウイルスの影響で延期となった東京五輪について問われると、以下のように話した。

「まさか五輪が延期になるとは思っていなかったです。ショックや残念な気持ちはもちろんありましたが、早い段階で、延期するという難しい決断をしてくださった方々には感謝したいです。僕たちアスリートだけでなく、五輪に携わる方々はさらに1年間準備してくださるので、そのような人たちへの感謝の気持ちを忘れずに準備したいです」

昨年の夏にボローニャ入りした冨安は今季ここまで、公式戦21試合に出場して2アシストを記録しているが、自身のパフォーマンスについては「まだまだやれるという気持ちが大きいです。守備でやられているシーンも多いですし、攻撃面で特徴を出せてはいますけど、守備の国ですし。守備を学ぶためにきたんで、改善していきたい」とコメント。再開後の初戦はユヴェントス戦ということもあり、「しっかり準備して良い状態で臨みたい」と、再開を待ちわびている様子だった。

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
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