Alexandre Pato Milan Inter Serie AGetty Images

元ブラジル代表FWパト、欧州再挑戦に意欲「ここで優勝してミランに復帰できたら…」

元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトが6日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣ミランなどについて語った。

ブラジル出身のパトは、故郷のインテルナシオナルでプロデビューを飾ると、2008年冬に18歳でミランに入団。エースナンバーの9番を背負い、将来を期待された逸材だったが、ケガにも泣かされて2013年にミラノを去った。その後、チェルシーやビジャレアル、天津天海など各地を転々とし、昨年からサンパウロでプレーするパトは現在30歳を迎え、近況を報告。「調子は良い。みんなが憧れていたサンパウロに戻りつつある。今はセンターフォワードを務めていて、自由にプレーできる。背番号7を選んだんだ」と語った。

また5年間所属した古巣ミランにも言及。チームでは、かつてフィリッポ・インザーギが背負った9番をつけた選手は、活躍できないというジンクスが生まれていることについて、自身の見解を示した。

「エリア内で何度もゴールを決めていたインザーギのイメージがついて回るからね。しかしもはやCFについてそんな考えは限定的な気がする。現代サッカーにおけるCFは、他にもいろんなプレーをする。例えば(ロメル)ルカクや(ロベルト)レヴァンドフスキを見て欲しい。僕自身も中央だけでなく、サイドやトップ下などポジションを変えてプレーしている」

さらに今シーズン終了後にチームを離れる可能性が報じられている幹部のパオロ・マルディーニ氏やFWズラタン・イブラヒモヴィッチに言及。2人の重要性を説いた。

「クラブはマルディーニに仕事を続けさせるべき。彼は選手のことを理解しているし、このクラブの価値を知っている。それにクラブを復興させる能力もあると思う。長い間、ミランに残ってくれることを願っている。クラブはイブラを中心に据えるべき。若手選手にとってあまりに貴重な選手だし、エリア内で決定的な役割を果たす。みんなに全力を出すよう求め、チームをけん引できる人物だし、頭も良いからね」

最後にミラン時代の心残りを明かしつつ、コパ・リベルタドーレスでの優勝を手土産にヨーロッパ再挑戦を目指す考えを示した。

「小さなケガが最終的に重大なものになってしまった。僕は自身を失い、自分以外の責任まで押し付けられ、孤独に感じていた。今はヨーロッパに復帰したいと思っている。今年は良いパフォーマンスができているし、リベルタドーレスで優勝してから復帰するつもりだ。ミランに戻れたら本当に最高だよ」

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