Gabriele GravinaGetty Images

伊サッカー連盟会長、人種差別チャントにVAR適用を示唆「広がる差別に厳しい態度で」

イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長が17日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、人種差別的チャントに対するVAR(ビデオ・アシスタントレフェリー)の使用を示唆した。

14日のEURO2020予選でブルガリアと敵地で対戦したイングランドは、2011年と同様に黒人選手がブルガリアサポーターから人種差別の標的に。主審は前半のうちに2度試合を中断したが、それでも、試合は90分まで行われて6-0でイングランドが勝利した。この件をめぐって、ブルガリアサッカー連盟のボリスラフ・ミハイロフ会長が辞任に追い込まれたほか、欧州サッカー連盟(UEFA)も処分を科すことを発表。さらに人種差別を働いたサポーター6人が逮捕される事態にまで発展した。

セリエAにおいても、インテルの新エースFWロメル・ルカクやナポリのDFカリドゥ・クリバリらスター選手がターゲットとされるなど、止まぬ人種差別的チャント。FIGCのグラヴィーナ会長が自身の見解を示しつつ、新たな提案を投げかけた。

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「人種差別の現象は広がっており、厳しい態度で非難していくべきだ。警戒を緩めてはならない。チャントの規模や明確に聞こえたかどうかは関係ないと考える。チャントを行ったものが1人であろうと2人であろうと、10人であろうと介入し、追及しなければならない。現代において、クラブはテクノロジーを通じて責任者を割り出すことが可能だが、試合中は警察との連携で足りない部分がある。だが試合後に検証することもできると思う」

「私が驚いているのは、チャントが察知される場合と察知されない場合があるということ。その理由を解明する必要がある。これらすべてが普通とは思えない。だからこそ、『ブー(動物の鳴きまねのチャント)』に対してVARのシステムを採用するつもりだ」

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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