2019年のJリーグ得点王、最優秀選手賞を獲得した横浜F・マリノスの日本代表MF仲川輝人が『FIFA』公式のインタビューを受けた。
仲川は自身のスタイルについて「僕は自分と近い役割を担う選手を参考にしています。いくつか例を挙げると(リオネル)メッシ、(モハメド)サラー、(エデン)アザール、(ラヒーム)スターリングですね。彼らのような名手は驚くようなプレーを見せる」とトッププレーヤーを例に出している。
「あとは(デイヴィッド)ベッカムが大好きです。彼は僕にとって子供のころからのアイドルでした。決定的な場面を生むクロスは本当にすごい質で、エレガントなプレーが大好きだったんです」
仲川は2019年にJリーグで大ブレイクし、12月に行われたEAFF E-1 サッカー選手権 2019で日本代表入り。第2戦の香港戦でA代表デビューを果たした。第3戦の韓国戦では途中出場するも優勝を懸けた大一番では0-1で敗れ、大会を2位で終える結果に。その時のことについては「満足していない」と口にした。
「あの時の代表チームについて、パフォーマンスは満足していません。韓国に敗れたのは残念でした。ただ、攻撃を重視すべきタイミングでどう勢いをつけるかなど、新しいことを学んだ部分もありました」
今後の目標について仲川は「ワールドカップでプレーしたいですね。それが僕にとって目標の一つ。ゴールとアシストをマークし、もっとチームに貢献したい。これから選手としてもっと成長する必要があると思っています」と述べ、カタール・ワールドカップに照準を定めた。
