スイス代表DFのファビアン・シェアは、頭部をぶつけて以降の記憶がなかったと明かした。
日本代表FW武藤嘉紀とともにプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドに所属するシェア。現在、スイス代表に招集され、23日に行われたユーロ2020予選のグルジア戦に先発で出場した同選手は、競り合いの際に相手選手と頭同士が交錯してグラウンドに倒れ込む。その後、治療を受けた同選手はピッチに戻り、2-0の勝利に貢献した。
しかし試合後、シェアは頭部をぶつけた後のことを思い出せないとスイス『Blick』で明かした。「恐ろしい光景だ。僕は何も思い出せないんだ。数秒のあいだ意識を失っていたし、まだ頭の骨がギシギシいう。それに、首を痛めたし、額にもアザができた。でも、これは無駄ではなかった」
スイスは26日にデンマークとの一戦を迎える中、シェアがこの試合に出場するかは現段階で定かではない。また、首痛などが続くようであれば、プレミアリーグの残留争いに巻き込まれるニューカッスルにとっても大きな痛手になりそうだ。
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