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今夏の去就注目メルテンスの将来は？ナポリが残留望む中、チェルシーやインテルが興味

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】チェルシー（プレミアリーグ）やインテル（セリエA）が関心を寄せる中、今夏にナポリ（セリエA）と契約満了を迎えるベルギー代表FWドリース・メルテンスの将来は依然として宙ぶらりんだ。

ナポリのドリース・メルテンスは依然としてすべての可能性に対してオープンなようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

2013年の加入からナポリの主力として活躍するメルテンス。しかし、クラブと選手の契約は今夏に満了を迎え、将来に関しては不透明な状況が続く。新型コロナウイルスによりシーズンが中断されるまで、双方は契約更新に近づいていたが、現在その交渉は停止中。その一方で、フリーで獲得できる今夏の移籍市場で多くのクラブが契約を望むと報じられる。

32歳のベルギー代表FWを特に注視するのがチェルシーだ。今冬の移籍市場でも獲得に動いた同クラブのフランク・ランパード監督はメルテンスを高く評価する。しかし、同選手はクラブの歴代最多ゴール記録を目前にした今冬に、イタリアから離れることを躊躇。チャンピオンズリーグのバルセロナ戦でマレク・ハムシクの持つ121ゴールに並んだが、さらなる記録更新やサポーターとの関係を壊したくないと考えており、依然として決断には至っていない。

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一方のナポリも、メルテンスとの契約更新を望んでいるが、新型コロナウイルスが状況をさらに難しいものに。シーズン中断によりクラブは財政難に直面し、契約交渉で選手がイニシアティブを握る状況で、双方による話し合いは難航することが予想される。

5月に33歳の誕生日を迎えるメルテンスに対してはチェルシー以外にもインテルが興味を持つとされる。しかし、ヴィンチェンツォ・モラービト氏は先日、ランパード監督が毎日ベルギー代表FWにラブコールを送ると明かし「チェルシー行きが決まるのは時間の問題かもしれない」と予想した。