今夏にアトレティコ・マドリーを退団し、母国ブラジルのフラメンゴに移籍したDFフィリペ・ルイスが、退団に至った背景を説明している。
アトレティコで合計8シーズンを過ごし、ディエゴ・シメオネ監督率いる同クラブ最高の黄金期を支えたフィリペ。スペイン『アス』とのインタビューに応じた同選手は、心のクラブとも称せるアトレティコ退団の過程について、次のように振り返った。
「コパ・アメリカに参加する前にミゲル・アンヘル(アトレティコCEO)と話した。彼からは『状況は何も明確ではない。話し合わなければならないね。私たちに伝える前に、どこかと契約を交わしてはいけないよ』と言われたんだ」
「そうして(コパ・アメリカ)終了後に話し合うことになったんだけど、サイドバックのポジションはすでに埋まっていた。クラブはもう誰も必要としていなかったんだ。だから落ち着いて退団を選ぶことができたんだよ」
フィリペはその話し合いの前からアトレティコ退団を希望していたようだが、その理由は同クラブが32歳以上の選手と1年毎に契約を延長する方針を貫いているためとみられる。
「30歳を過ぎるとクラブが扉を閉めていく様子に気づくことになる。『この選手が結果を出すことは知っているが、しかし良い投資にはならない』って考えられてしまうんだよ。4年もプレーし続けられないってことに、少し心を痛める。自分のプライオリティーは金ではなく、複数年契約にあるのに」
一度チェルシーに移籍したことで「アトレティコでとても幸せだったことに気づいた」と語るフィリペ。チェルシー移籍の際にはアトレティコサポーターから批判も浴びたが、今度は彼らから惜しまれながら退団することになった。
「良い形で退団することを、本当に、本当に望んでいたんだ。グリーズマンもそうだったが、象徴的選手は良い形で退団しなければ、サポーターは受け入れてくれない。だから、僕はそういうことをもうしたくなかった。アトレティコを堂々と出て行くことに執着していたんだよ」
フィリペはアトレティコへの変わらぬ愛情を強調する。将来的な目標は、指導者としてアトレティコ悲願のチャンピオンズリーグ優勝を果たすことだ。
「指導者として戻ってきたい。まだ、チャンピオンズをこの手につかめるって分かっているよ。監督か、チアゴ(・メンデス)の助監督としてそうできたらいいね」
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です



