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“今がキャリア最高”の長谷部誠が語る“リベロ”…独代表歴代リベロのマテウスやベッケンバウアーとの違いは?

フランクフルトに所属する元日本代表MFの長谷部誠は、ドイツ誌『シュポルト・ビルト』のインタビューに応じ、その中でリベロのポジションに対する自身の考えを語った。

今シーズンのフランクフルトでこれまで公式戦32試合に出場した長谷部は、そのうち27試合でリベロの位置でプレー。現バイエルン・ミュンヘン指揮官のニコ・コバチ監督の下、3バックの中央で起用されるようになったベテランだが、昨夏に就任したアディ・ヒュッター監督の下ではブンデスリーガ5位、ヨーロッパリーグでも準々決勝に勝ち上がっているチームで、さらなる絶対的な存在となっている。

そして、ドイツメディアの称賛が絶えないなか、27日発売の『シュポルト・ビルト』は1980年代初期に放映された人気ドラマのタイトルにかけて「マコト・デア・リベロ」(「リベロの誠」)と題したインタビュー記事を掲載。「もはや絶滅したと言われたポジションが、なぜ復活していると思うか」と問われた長谷部は「リベロがまた注目されているのは、多くのチームは3バックでプレーしているからでしょう」と3バックのフォーメーションが盛んに採用されているからと返答すると、過去にそれぞれリベロとして一時代を築いたドイツの英雄たちの名前を引き合いに出した。

「もちろん、ローター・マテウスやフランツ・ベッケンバウアーといったリベロを知っていますが、彼らは僕とは違うプレーをしていました。彼らはドリブラーで、ゴールもたくさん決めていました。僕にはそれができません(笑)」

「現代は過去とは色々と違います」と話す長谷部だが、自身のリベロでのプレーについて説明。「このポジションではプレーの組み立てが非常に重要です。リベロの位置でほぼすべての攻撃がスタートしますからね」と指摘すると、「守備の仕事も異なります。4バックの場合、センターバックたちはたくさん走らなければいけません。リベロは試合を読み、クレバーでいて、ビジョンを持つことが求められます。経験がものすごく重要です」と語った。

以前はボランチを本職と考えていたという長谷部だが、今は「僕はリベロとしてプレーするのはとても居心地が良いです」と言及。「35歳なので、各試合で13キロ走るのはもうできません。でも豊富な経験を持ち、“眼を使った”プレーもたくさんしますし、試合を読むこともでき、チームメイトたちとはたくさんコミュニケーションをとっています」とリベロでプレーするための要素を備えていると自信を持つ。

インタビューでは「自分でも驚いていますが、今はキャリア最高のフォーム(調子)を迎えています」とも語る長谷部。これからもさらなる進化を遂げそうだ。

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