JリーグYBCルヴァンカップは10日にグループステージ第3節が各地で行われ、ベガルタ仙台が3連勝をマークしたほか、北海道コンサドーレ札幌、ヴィッセル神戸がルヴァンカップ初白星を手にした。
ホームに湘南ベルマーレを迎えた札幌は24分、鈴木武蔵がPKを決めて先制すると、40分に檀崎竜孔が追加点を奪取。今年の全国高校サッカー選手権を制した青森山田高校から加入した新鋭のプロ初ゴールで札幌がリードを広げた。さらに41分には鈴木武がこの日2点目を獲得。前半のうちに3点を奪った札幌は後半、湘南に1点を返されたものの、65分に鈴木武がハットトリックを達成。エースと新鋭が躍動した札幌が本拠地・札幌ドームで湘南を4-1で粉砕。ルヴァンカップ初白星を手にした。
ここまでルヴァンカップ2連勝でBグループ首位に立つ仙台は、ホームでJ2の柏レイソルに2-1で勝利した。仙台は後半開始早々に、大岩一貴のクロスのこぼれ球に長沢駿が反応。滑り込んでシュートを流し込んだ。さらに後半、石原直樹が加点。柏は終盤に1点を返したが、最後まで仙台がリードを守りきってタイムアップ。仙台はグループステージ出場クラブのなかで唯一3連勝をマークしている。
激しい雨に見舞われた秩父宮ラグビー場で行われたFC東京とサガン鳥栖の一戦は、FC東京MF久保建英が今季初ゴールを決めた。63分から出場した久保は84分に直接FKを決めると、この一撃が決勝点となり、ルヴァンカップ2連敗中のFC東京が鳥栖を1-0で下した。
ヴィッセル神戸はホームの神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でリーグ戦で好調の大分トリニータと対戦。神戸はアンドレス・イニエスタや山口蛍といった主力はベンチ外となり、直近のリーグ戦でゴールを決めたウェリントンやキム・スンギュが先発。対する大分もJ1得点ランキングでトップに立つ藤本憲明がベンチ外に。試合は24分に小川慶治朗のラストパスを受けたウェリントンが右足一閃。ゴール左隅に決めて公式戦2試合連続ゴールを奪った。さらに38分には、三田啓貴のシュートのこぼれ球に田中順也が詰めて追加点を獲得。この前半の2点を守りきり、神戸がルヴァンカップ初白星をマークした。
リーグ開幕戦でも顔を合わせた松本山雅FCとジュビロ磐田のカードは、アウェイの磐田が先手を取る。22分、中野誠也のクロスに中山仁斗が頭で合わせて先制点を獲得。さらに47分、先制点をお膳立てした中野が追加点を決めて磐田の2点リードに。追う展開となった松本は、59分に杉本太郎が反撃の一撃を沈めたものの、その後は磐田の集中した守備を前に得点を奪えず。逆に終了間際、中山がこの日2点目を決めて勝負あり。アウェイの磐田がリーグ戦初勝利の勢いそのままに公式戦連勝を飾った。
松本、磐田と同組の清水エスパルスとガンバ大阪は1-1の引き分けに終わった。開始5分にCKから三浦弦太がヘディングシュートを叩き込み、G大阪が先制したものの、19分に倉田秋のハンドによって得たPKを北川航也が決めて清水が同点に。結局両チーム次の1点を奪えず、1-1の痛み分けに終わった。
19:30キックオフの2試合では、セレッソ大阪は、水沼宏太の2ゴールなどで名古屋グランパスに3-0と完勝し、最下位を脱出。一方で横浜F・マリノスは、後半アディショナルタイムに痛恨の失点。J2のV・ファーレン長崎と2-2で引き分けている。
■試合結果
札幌 4-1 湘南
仙台 2-1 柏
FC東京 1-0 鳥栖
神戸 2-0 大分
松本 1-3 磐田
清水 1-1 G大阪
横浜FM 2-2 長崎
C大阪 3-0 名古屋
■順位表（勝ち点・得失点差）
・Aグループ
1：札幌（5・3）
1：長崎（5・1）
3：湘南（3・-2）
4：横浜FM（2・-2）
・Bグループ
1：仙台（9・4）
2：柏（3・-1）
2：FC東京（3・-1）
2：鳥栖（3・-2）
・Cグループ
1：神戸（5・2）
2：名古屋（4・-2）
2：C大阪（4・2）
4：大分（3・-2）
・Dグループ
1：磐田（6・2）
2：清水（4・0）
2：G大阪（4・0）
4：松本（3・-2）
▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】
● DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZNが「テレビで見れない」は嘘！6つの視聴方法とは？
● DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃料金体系→こちらへ ※
● 【簡単！】DAZNの解約・退会・再加入（一時停止）の方法を解説 ※
● 【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧／2019シーズン
● Jリーグの無料視聴方法｜知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News』の記事です
