Goal.com
ライブ
2018_8_7_premier3

中村憲剛が開幕目前プレミアリーグの“ビッグ6”をランク付け。優勝争いの行方は…?

みなさん、こんにちは。中村憲剛です。コパ・アメリカが終わったかと思ったら、もう8月。ヨーロッパサッカーの新シーズンが近づいてきました。そこで今回から定番の3回シリーズで、ざっくり未来を先取りしてみたいと思います。そう、シーズン展望ですね。初回のテーマは開幕が目前に迫ったイングランド・プレミアリーグの覇権争い。あの泣く子も黙る『ビッグ6』にスポットを当てて、タイトルの行方を占ってみましょう。

6強と言われますが、それぞれの実力を大相撲に例えると、横綱、大関、関脇にクラス分けできるかもしれないですね。横綱が3連覇を狙うマンチェスター・シティとリヴァプール、大関がトッテナムとアーセナル、関脇がチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドという感じ。やはり総合力ではマン・Cとリヴァプールが抜けているような気がします。

■関脇:チェルシー、マンチェスター・U 

2018_8_7_premier(C)Getty Images

まずは、僕も先日に日本で対戦しましたが、EL(ヨーロッパリーグ)王者のチェルシー。フランク・ランパード監督が就任したばかりで、大駒のエデン・アザールも失った。また、前線にこれという決め手(得点源)が見当たらない。補強も制限されたりしているので、完成度や戦力面に不安要素がありますね。ランパード監督が現役時代のようなスピリットをチームに浸透させることができるかどうか。マウリツィオ・サッリ前監督の秘蔵っ子であるジョルジーニョがランパード監督の下で新境地を拓き、伸びシロのある若いタレントたちが化ければ面白いですが、現状ではやはり伏兵の域を出ないかと。

マンチェスター・Uは厳しい状況ですね。依然として守備陣の人材不足がネックになるような気がします。また、移籍の噂もあったポール・ポグバのモチベーションにも不安がある。ゲームの出来不出来は良くも悪くもこの人次第。そうした危ういバランスの上に成り立つチームをうまくマネジメントできるのかどうか。オーレ・グンナー・スールシャール監督の手腕が昨シーズン以上に問われるでしょう。現状はどうであれ、やはりマンチェスター・Uには強くあってほしいですね。常に覇権争には絡まないと。何しろ、プレミアきっての名門ですから。

■大関:トッテナム、アーセナル

2018_8_7_premier2

トッテナムとアーセナルはチームの完成度という点でチェルシーやマンチェスター・Uよりも上位にあるような気がします。トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は就任6年目。昨シーズンはCL決勝へ導くなど、見事な手腕を発揮しました。駒のやりくりも巧み。戦い方の引き出しも多い。それが一発勝負のトーナメント戦で有利に働いたかと。一方でベストの布陣が判然としない。そこは気になるところ。ケガ人が多く、固定できなかった部分もあるのでしょうが、スタメンやフォーメーションが猫の目のように変われば、バグも生じやすい。昨シーズンの負けた数(13敗)も含め、意外と取りこぼしがある一因かもしれないですね。そのあたりが改善されるかどうか。クリスティアン・エリクセンをトップ下に固定すれば、より安定した戦い方ができるような気もしますが……。

個人的に注目しているのがアーセナルです。ウナイ・エメリ監督の2年目で、チームの完成度が高まり、カラーが前面に出るタイミング。昨シーズンは優勝こそ逃しましたが、EL決勝にも進んでいます。ただ、CL出場権を逃し、モチベーションの点で気がかりな面もありますが、ELとの二本立てならリーグ戦に集中しやすいプラス要素もある。ただ優勝となると、どうか。昨シーズンのマン・C、リヴァプールとの対戦成績は1分け3敗で、マン・Cにはいずれも2点差負け、リヴァプールには敵地で1-5の大敗。エメリ監督には「位負け」しやすい印象がある。それを克服できるかどうかがポイントかと。

■横綱:マンチェスター・C、リヴァプール

2018_8_7_premier3

トータルで考えれば、やはりマン・Cとリヴァプールの一騎打ち。なんとも平凡な結論ですが、そう考えるのが妥当でしょう。そのくらいの戦績を残しましたから。マン・Cは「4+4」の守備ブロックの攻略はもとより、5バックも切り崩して点を取る形を持っている。がっちり守りを固める相手からも、しっかり勝ち点3を奪えるのが強みですね。相手に粘られて、引き分けを重ねたリヴァプールとの違いがそこにあったかと。今夏、アトレティコ(スペイン)からアンカーを担うロドリを獲得したのも大きいですね。おそらくフェルナンジーニョの使い道も広がるでしょう。センターバックで使われるケースも増えそうですね。

反面、不安要素も。ヴァンサン・コンパニ、ファビアン・デルフが退団し、精神的支柱と左サイドバックの担い手を失いました。死角だった守備陣がさらにやせ細ってしまい、ケガ人などが重なったときに持ちこたえられるのかどうか。得点力は十分でも失点が増えれば、勝ち点3を取り逃す恐れも。ペップがどんな解決策を用意しているのか楽しみですが、現時点で良し悪しを判断するのは難しいですね。

逆にリヴァプールにはマイナス要素が少ないかと。看板の前線トリオがコパ・アメリカとアフリカネーションズカップに参加した影響で、やや出遅れそうな雰囲気があるくらい。昨シーズンはCLで優勝し、今シーズンこそリーグ制覇という機運が高まっているでしょう。マン・Cとは違い、後ろの守りは鉄壁。いまではボールポゼッションも高く、縦に速い攻撃ばかりじゃない。いかに点を取って勝ち切るか。そこが優勝への最大のテーマかと。悲願のプレミア制覇へ機は熟した――と言えるかもしれませんね。

昨シーズン、わずか1敗でタイトルを逃すなんて気の毒と言うほかありませんが、それも世界最高峰のリーグならではかと。競争力は破格のレベル、プレー強度も当代随一と言ってもいいでしょう。昨シーズンのCLもELもファイナリストはすべてプレミア勢ですからね。ホントに凄いリーグです。どのクラブが優勝するにしても、最後まで栄冠の行方が読めないスリリングな展開になることを期待したいですね。

▶プレミアリーグ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【関連記事】
DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZNが「テレビで見れない」は嘘!6つの視聴方法とは?
DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃料金体系→こちらへ ※
【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説 ※
【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

Goal-live-scores
広告
0