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不振が続くローマ、トッティが再建に意欲「より重要な役職に就ければ何かを変えたい」

ローマで幹部を務めるフランチェスコ・トッティ氏が3月31日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、クラブの立て直しに意欲を見せたほか、主将のMFダニエレ・デ・ロッシについて語った。

ローマは昨シーズン、リーグ戦では3位につけ、チャンピオンズリーグ(CL)では準決勝に進出して躍進を見せたが、今シーズンはCL決勝トーナメント1回戦でポルトに敗れて敗退。リーグ戦でも低迷が続き、指揮官のエウゼビオ・ディ・フランチェスコが解任された。その後、クラウディオ・ラニエリの下で再出発を切ったローマだったが、31日のセリエA第29節では、ホームのスタディオ・オリンピコで2位のナポリに1-4と大敗してリーグ戦2連敗を喫し、ヨーロッパリーグ出場圏外の7位へ転落した。トッティ氏は今後、より重要なポストに就くことで、チームに貢献していく姿勢を見せている。

「皆が私について、『クラブの中でより重要な役割を』との話をしているが、すべてはまだこれからだ。だがもし役職に就任したら、何かを変えていきたい。だが今はこのことおについて話すべきではない。最優先事項はローマだ」

続いてトッティ氏は、35歳のベテランであるデ・ロッシについて自身の見解を示した。ローマMFの今後の去就については、選手の意思を尊重することを明かした。

「ローマにとって、ダニエレは重要な選手だ。さらに彼はサッカーに大きく貢献している。度重なるケガを乗り越えて、我々が知るサッカー選手に戻ってくれることを願っている。将来についてアドバイスをしたかどうか? 彼とは毎日、話をしているが、どうするべきかは彼が決めるべきことだ。現役を続けることを決意した場合、一緒に話をするつもりだ」

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