ローマ4年目のジェコが落胆「クラブの歴史は刻んだが何も勝てていないなんて…」

ローマのエディン・ジェコは、ユヴェントス戦に向けて意気込みを語ったほか、今シーズンの成績に不満を述べた。

ローマに所属するボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWエディン・ジェコが、12日に行われるローマ対ユヴェントスの公式マッチプログラムのインタビューに応じた。

ジェコは今シーズン、ローマで4年目のシーズンを送るが、ここまでリーグ戦30試合に出場するも8ゴールと物足りない。さらにチームも低迷が続き、リーグ戦で6位とチャンピオンズリーグ（CL）出場権の確保に苦戦している。

「今シーズンの出来には満足していない。僕もチームも、もっと上手くやらなければならなかった。残念ながら過去を変えることはできないが、CLにたどり着けるよう全力を尽くさなければならない。だがあまりにも多くのポイントを取りこぼしてしまったので簡単ではないだろう。だが自分たちこそが信じなければならないはずだ。カルチョではあらゆることが起こり得る。CLのリヴァプールやトッテナムを見ても、カルチョに『ありえない』などないんだ」

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ジェコはローマでの4年間において通算86ゴールをマークし、チームの歴代得点ランキングで8位に名を連ねる。だがチームとしてタイトルを獲得できていないことを悔やんだ。

「僕はローマの歴史の一部を刻んだが、何もトロフィーを獲得できていない。歴史を刻みながらも何も勝てないなんて、少し変なことだよ。もう少し上手くやっていれば、4年間で何かを獲得できたのかもしれない。今年は、ユヴェントスがリーグ戦で強すぎたので、コッパ・イタリアにもっと力を入れるべきだった。上手く行かず、僕は誰よりもがっかりしているよ」