ローマのパウロ・フォンセカ監督は、欧州大会で良い結果を手にしている反面、過密日程の苦しさも感じているようだ。
ローマは27日のヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32第2戦ヘント戦を1-1で制し、2戦合計2-1でEL16強進出を果たしている。フォンセカ監督は試合後、勝ち上がりに安堵の表情を浮かべながらも、過密日程となっている現状に不満を示した。
試合後の会見で指揮官は「このようなゲームは本当に難しい」と振り返っている。
「ヘントはホームで今季無敗を続けている。そんななかで引き分けることができて良かったと思っているよ。それにしてもピッチの状態は良くなかったし、ボール回しもうまくいかなかった。本当に難しい一戦だったよ」
「それにしても我々は負傷者が多く、常に安定した試合運びをすることさえも困難だ。そんな中でもヘンリク(ムヒタリャン)と(ジャスティン)クライファートはよくやってくれた。違いを生み出すことができる選手がチームにいるということは、本当に大きなアドバンテージだ」
木曜にヘントとの一戦を終えたばかりだが、ローマは3月1日に敵地でのカリアリ戦に挑む。中2日で迎えるアウェイ戦については「なぜ月曜日に試合が組まれないのか、本当に納得がいかないよ。試合の間隔は72時間にも満たない。これは選手たちへの負担を考えると本当に馬鹿げたスケジュールだ。おそらくTV放映のスケジュールが最大の理由なんだろうけど、この日程で戦うことはあまりにもナンセンスだ」と不満を口にしている。
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