Eusebio Di Francesco Roma PortoGetty Images

ローマの2人の19歳に指揮官が言及「ザニオーロには10番の話が出たが…」

ローマの指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコが、チームの若手2選手について見解を述べた。

ローマは今シーズン、好不調の波に悩まされており、指揮官の去就が危ぶまれた時期もあった。だが12月26日のサッスオーロ戦以降は、リーグ戦で無敗を続けており、第24節終了時点で5位につける。ディ・フランチェスコは、「今年は成績がやや安定せず、調子を取り戻したかと思えば、再び下降してしまった。今後はできる限り失敗を減らさなければならない」と述べ、今後の挽回に意欲を見せた。

ところでローマでは、19歳のMFニコロ・ザニオーロが目覚ましい活躍を見せており、“新トッティ”として注目を集める。ローマ指揮官も期待を寄せている。

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「ザニオーロの現状について全般的な話をする。彼にはこれまで通りのびのびとしていてもらいたい。指揮官として言うが、彼は19歳の若者で、あまりに多くの責任を負わせるべきではない。彼に背番号10番を与えるかどうかについて話も出た。彼は成長期間にあり、現段階では22番のままが良い。彼が成長できるよう環境を作り、上手く指導していけるようにしなければならない。将来性の豊かな選手だが、今後、証明していくべきことはまだたくさんある」

続いてローマ指揮官は、同じく19歳のFWジャスティン・クライファートについてもコメントを残している。

「彼は違う環境(アヤックス)からやって来た。好不調はあるが、それも若手の成長のプロセスである。度々プレッシャーを受けることが当たり前の世界だ。SNSを目にしすぎることで、周囲の雑音を重視しすぎてしまう。だが本来、トリゴリアの中の声だけに耳を傾けるべきなのだ。ジャスティンは最近、非常に良く練習に取り組んでいる。トレーニングへの姿勢も変わった。良い兆しと言える」

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