現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍したロイ・キーン氏は、チェルシー退団を希望するジエゴ・コスタを批判している。
昨シーズン、チェルシーのリーグ制覇に貢献したコスタだが、シーズン終了後にアントニオ・コンテ監督から戦力外を通告されるなど、指揮官との関係は完全に冷え切ってしまった。そして、アトレティコ・マドリーへの帰還を強く求めているスペイン代表FWは、シーズンが始まってもチェルシーの練習場にすら姿を見せていない。
キーン氏は、去就に揺れるコスタについて『ITV』で「彼はチームのためにプラスになるが、大きな問題を抱えているように映る。彼はまるで風船のようだ」と独自の表現で痛烈に批判した。
一方、13日のボルシア・ドルトムント戦でトッテナムの勝利に大きく貢献したハリー・ケインについて同氏は「彼がこれまで通りに順調に成長すれば、数年後にはクリスティアーノ・ロナウドのレベルに到達するだろう」と、ここ2試合で4ゴールを挙げ、代表戦でも好調をキープするイングランド代表を絶賛。
続けて「ケインは突出している。ボールキープ、動き、全てにおいてこの男は本物だ。彼はチャンピオンズリーグの上のほうでこのようなプレーをする必要がある。故障がなければ、彼はベスト選手になれるだろう」と大きな期待を寄せている。
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