2019-03-16 Sekine Takahiro STVVGetty Images

レンタル元が独3部に降格…ようやくベルギーで定位置を確保した関根貴大の契約状況は?

今シーズン、ベルギーのシント=トロイデン(STVV)に送り出されていたMF関根貴大は、ドイツ3部に降格したインゴルシュタットに戻るのだろうか。ドイツ『ドナウクリーア』は同クラブの状況に関する記事で関根の契約についても触れている。

2017年夏に浦和レッズからインゴルシュタットに渡った関根だが、ドイツでの1シーズン目はトップでの公式戦は2試合のみに出場。昨夏にはレンタルでSTVVに送り出されるも、負傷を繰り返し、レギュラーシーズンでは3試合の出場にとどまると、プレーオフ2では8試合での出場(1ゴール1アシスト)を記録し、ようやくレギュラーの座をつかんでいた。

一方で、インゴルシュタットは1勝7分け9敗と散々なシーズン前半戦を送ることに。関根が信頼を勝ち取れなかったシュテファン・ライトル監督が昨年9月に解任されると、チームはアレクサンダー・ヌーリ監督、イェンス・ケラー監督の下でも安定せず。4月に就任したトーマス・オラール監督は最下位に沈んでいたチームを16位に導くなど巻き返しに成功するも、2部3部入れ替えプレーオフの2戦はヴェーエン・ヴィースバーデンにアウェーゴールで敗れ、3部行きが決定した。

そして先日には、そのオラール監督も、暫定的にスポーツディレクターを務めていたトーマス・リンケ氏も同クラブの退団が発表されている。また『ドナウクリーア』によると、主力選手のほとんどは3部に向けた契約を持たず、レンタルで加わっていた選手たちを引き留められる可能性も極めて低いという。

しかし、そんななかインゴルシュタットが期限付きで送り出している関根を含む複数の選手たちとは3部でも有効な契約を締結しているとのこと。同メディアはその多くの契約には降格時に行使可能となる契約解除条項が盛り込まれているとし、今シーズンは他クラブで過ごしていたレンタル組の流出を強いられる可能性を指摘している。

インゴルシュタットと2021年までの契約を残す関根にとっては、もちろん3部でのプレーは避けたいところ。先月、STVVに残る可能性については未定と語りつつ、「ひとつだけ確かなのは、ヨーロッパで長い間プレーしていきたいことです」と強調していた同選手だが、今夏以降の去就に注目したい。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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