2019_2_27_redondo(C)Getty Images

レドンド氏、決定力不足を指摘されるヴィニシウスの課題は…「若い頃のラウールと同じ。タメをつくることが必要だ」

元アルゼンチン代表MFフェルナンド・レドンド氏が、古巣レアル・マドリーのFWヴィニシウスの今後の課題として、「パウサ」をつくることを挙げている。

現在、ドリブル突破などで驚異的なポテンシャルを示すヴィニシウスだが、フィニッシュフェーズでのプレー精度の悪さ、決定力のなさが度々指摘されている。2日に行われるリーガ・エスパニョーラのクラシコを前にスペイン『オンダ・セロ』とのインタビューに応じたレドンド氏は、そんなブラジル人FWの姿をデビューしたばかりラウール・ゴンサレス氏と重ね、ゴール前でタメや休止を意味する「パウサ」をつくる必要性を説いた。。

「若い頃のラウールと同じだね。ヴィニシウスはフットボールでパウサと呼ばれるものを学ばなくてはならない。例えば、エミリオ・ブトラゲーニョは全員の動きを止めて、実際にはないはずの時間を獲得していた。ヴィニウスにはあれだけの能力があるのだから、これから手にしていくだろう」

レドンド氏はまた、現在のレアル・マドリー&バルセロナで、自身のポジションを務めるMFカセミロ、MFセルジ・ブスケッツについて言及。「ブスケッツが見せるシンプルなプレーが大好きだ。そのポジショニングはいつも適切だね。カセミロは私が手にしたいと望んでいた攻守のバランスを取る能力に長けているね」と語った。その一方で同胞FWリオネル・メッシについては「私は素晴らしいフットボールのファンだ。レオ・メッシを見ていると、それを感じることができる」と述べている。

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