イラン代表を率いるカルロス・ケイロス監督が27日、翌日に行われるアジアカップ2019準決勝の日本代表戦に向けた前日会見に出席した。
これまでポルトガル代表やレアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドでアレックス・ファーガソン氏の右腕などを務めてきたケイロス監督。1996年にはアーセン・ヴェンゲル氏の後任として名古屋グランパスも率いている経験豊富な同監督は、日本の印象について、「準備はできているし、いい試合をしたいと思っている。日本という偉大なチーム、能力のある選手、国をリスペクトしている。日本代表は強い。彼らと戦えるのを誇りに思う。難しさはあるが、日本と戦えることが非常に楽しみ」と、高く評価した。
さらにケイロス監督は日本に対する称賛を続け、「日本にはワンダフルなプレーヤーたちがいる。偉大な試合になるし、日本はアジアで一番成功したチームだ。日本と戦うのは誇りだし、ファンも期待していると思う。明日はベストチームがピッチに立つから、我々もベストを尽くすだけ」と語り、厳しい試合を予想した。
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また、ケイロス監督は名古屋を率いていたことにも言及し、「私は日本を20年間見ている。今日は日本の報道陣も沢山いるが、私は名古屋グランパスで働いていた。とてもいい経験だった。日本は素晴らしい進化をしているし、それはとても特徴的だと思う。日本のサッカーは育成からユースレベルからレベルアップしてプランニングしているから素晴らしい」とコメント。日本の成長に目を細めていた。
FIFAランクでアジア最上位の29位に位置するイランと日本の試合は、28日の日本時間23時にキックオフを迎える。