レアル・マドリーは、FWクリスティアーノ・ロナウドの放出を許可する構えのようだ。『EURO SPORT』が伝えている。
今季不調にあえぐレアル。リーガ・エスパニョーラで、現在首位のバルセロナとは勝ち点19差をつけられ(1試合未消化)、さらにチャンピオンズリーグ(CL)でもトッテナムに次ぐ2位通過となった。昨年はリーグ制覇と史上初のCL連覇を成し遂げたロス・ブランコスだが、ここまでは期待外れのシーズンとなっている。
中でも、C・ロナウドの不調は深刻で、リーグ18試合を消化した段階でわずか4ゴールにとどまっている。エースの得点数が伸びないこともあり、チームの総得点数は32。首位のバルセロナとは20ゴール差となっている。
この状況に、レアルは絶対エースの移籍を許可するのかもしれない。『EURO SPORT』によると、32歳とベテランの域に差し掛かったポルトガル代表FWを、放出する意向であるという。5度のバロンドール受賞を誇るC・ロナウドには、古巣であるマンチェスター・ユナイテッドや、パリ・サンジェルマンなどが関心を示していると言われている。
先日、スペイン紙『マルカ』は、レアルが来季攻撃陣の大刷新を図るとし、C・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイルの“BBC”を放出し、ネイマール、エデン・アザール、ロベルト・レヴァンドフスキを獲得すると報じている。
レアルのクラブ最多得点記録を更新し続ける背番号7は、ロス・ブランコスを離れることになるのだろうか。


