ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、ロメル・ルカク獲得に向けて協議していることを明かした。
今夏の移籍市場で大きな注目を集めるルカクの去就。2年前にマンチェスター・ユナイテッドに加入するもポテンシャルを十分に発揮できず、今夏に活躍の場を移す可能性が浮上し、以前から“夢”と公言してきたセリエAのクラブに加入することが濃厚と考えられている。
さまざまな憶測の広がるルカクに対して興味を抱くのがインテルだ。しかし、チェルシー時代からベルギー代表FWの獲得を検討していたアントニオ・コンテ新監督率いる同クラブによる、マンチェスター・Uとの交渉は停滞している模様。ユヴェントスもディバラの取引の一部に同選手を加える考えがあるとされていたが、マンチェスター・Uがアルゼンチン代表FWの獲得から撤退したことで、ルカクのトリノ行きも消滅したと考えられている。
そんななか、ルカクの新たな新天地候補に名乗り出たのがナポリだ。イタリアからの情報によると、同クラブはマンチェスター・Uに対して現金に加えてアルカディウシュ・ミリクを譲渡するオファーを提示するようだ。しかし、デ・ラウレンティス会長は『スカイスポーツ・イタリア』でルカクの代理人と話したことを認めたものの、どうやら正式なオファーを提示してはいないようだ。
「どうしてルカクの噂があると思う？なぜなら私は彼の代理人、フェデリコ・パストレッロの良き友人で、よく話をする。私は彼に“ルカクはナポリに合うと思うか？彼はユヴェントスに行くのか？”と尋ね、彼とそれらのことについて話した。だから、まるで我々がオファーを送ったようになってしまったと思う」
また、攻撃陣の強化を目指すナポリだが、今夏のターゲットの1人であった二コラ・ペペは射止められず。それでも、デ・ラウレンティス会長は「ハメス（ロドリゲス）、（イルビング）ロサノ、（マウロ）イカルディ以外にも別の選手たちを査定している」と依然として選手獲得に動いていることを認めている。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
