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アルゼンチン代表がコパ・アメリカ2019グループリーグ第3節のカタール代表戦を戦うポルト・アレグレのベイラ・リオスタジアムに、バルセロナのユニフォームを着たブラジル人の少年が姿を現した。ユニフォームの背番号は10番で、ネームはもちろん「MESSI」。アルゼンチン、そしてバルセロナのエースの名前だが、実はこの少年自身の名前でもある。
アルゼンチンの地元メディア『オレー』によると、少年の本名は「リオネル・メッシ・マイエール・ドス・サントス」。6年前に彼が生まれた時、母親のルイシアナさんが本家メッシの名前を我が子につけたという。
「メッシは私たち家族のアイドルです。アルゼンチン代表やバルセロナの試合をいつも見ています。もちろんメッシのプレーを見るためです」。ルイシアナさんはそう説明した。
エクアドルのメディア『エル・ウニベルソ』もこのメッシ少年を取材している。“ブラジルのメッシ”も現在サッカーをしており、母親は「メッシと同じような才能を持っていて、いつも冷静にプレーしている」と語っているが、本家メッシとは違って右利きだという。
メッシ少年がベイラ・リオスタジアムを訪れたのは、アルゼンチン代表が同スタジアムで前日練習をしており、「メッシと話をしたい」という夢を叶えるためだった。少年の存在が本人に伝わっていれば面会の機会がセッティングされたかもしれないが、残念ながら選手たちを乗せたバスはメッシ少年たちの前を素通りしてしまった。今後、夢を叶える機会は訪れるだろうか。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
