リヨンのFWアレクサンドル・ラカゼットが、アーセナルのメディカルチェックをパスしたことが明らかになった。
4日にロンドンにあるアーセナルの練習でメディカルチェックを受けたラカゼットは、2013年のメスト・エジル獲得時に支払った4250万ポンド(当時約65億円)を上回るクラブ史上最高額の4600万ポンド(約68億円)で5年契約を結ぶようだ。アーセナル加入が正式に発表されれば、アレクシス・サンチェス、エジル、セオ・ウォルコットと同様に最高給取りの1人となる。
ラカゼットは今夏アトレティコ・マドリー移籍で口頭で合意に至っていたものの、同クラブが先月スポーツ仲裁裁判所(CAS)から移籍禁止処分を科されたため、スペイン移籍は消滅。リヨンを離れる場合は「チャンピオンズリーグに出場するクラブのみ」と以前から公言していた同選手だったが、その姿勢は柔和し、アーセナル行きを決断したようだ。
フランス代表ストライカーは昨シーズン、欧州5大リーグ最高となるシュート決定率38.9%を記録し、3年連続でリーグ戦20ゴールを達成。20年ぶりにチャンピオンズリーグ出場権を逃すなど不振にあえいだアーセナルを立て直す切り札になれるのだろうか。
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