ユヴェントスはパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するMFブレーズ・マテュイディ獲得を狙っているようだ。『Goal』の取材により15日、明らかになった。
ユヴェントスは今夏、新たなミッドフィルダーを確保すべく、これまでリヴァプールのMFエムレ・カン、セビージャのMFスティーヴン・エンゾンジの獲得を検討してきた。しかし実現が困難となり、昨夏も獲得を目指したPSGのマテュイディをターゲットに据えて交渉に臨んでいた。
当初、ユヴェントスは移籍金1500万ユーロ(約19億円)を提示したものの、PSGは倍となる3000万ユーロ(約39億円)を要求。しかしマテュイディの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏の尽力により、1500万ユーロにボーナスを加えた総額2000万ユーロ(約26億円)程度でまとまる見込みとなった。
マテュイディは5日に開幕したリーグ・アンの2試合に先発しておらず、中心メンバーから外れている。またPSGはモナコに所属するブラジル代表の23歳、MFファビーニョ獲得に向けて交渉を進めており、30歳のマテュイディ放出に向けた布石と見える。そのため、マテュイディはユヴェントス移籍を前提に今週中にもイタリアへ到着する可能性が高い。
なお『ガゼッタ・デロ・スポルト』によれば、ユヴェントスはさらなる中盤の補強を目指しており、バルセロナのMFアンドレ・ゴメス、アーセナルのMFジャック・ウィルシャーにも触手を伸ばしている。エンゾンジの後任を見つけたセビージャにも再度アタックする模様となっている。
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