ユヴェントスに所属する元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチのカタール移籍が破談したと、イタリアメディア『スカイスポーツ』が23日、報じている。
33歳のマンジュキッチは2015年夏にアトレティコ・マドリーからユヴェントスへ加入。4シーズンにわたって主力としてプレーし、リーグ優勝やコッパ・イタリア、スーペルコッパなどタイトル獲得に貢献してきた。しかし今シーズンからマウリツィオ・サッリが指揮官に就任すると構想外の立場に。夏の移籍市場では、古巣のバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッド、フランス王者のパリ・サンジェルマンから熱視線が注がれた。
しかし移籍はいずれも決まらず、ヨーロッパの移籍期間終了後もユヴェントスに残ることに。チャンピオンズリーグの登録メンバーから漏れ、セリエAでも招集外が続き、9月末まで移籍可能なカタール行きが浮上した。ところがここへ来て、金銭的および税務的な問題により移籍話は破談になったと伝えられている。このためマンジュキッチは、少なくとも冬の移籍市場が解禁される1月までトリノに残り、本人が希望するプレミアリーグ移籍を目指すことになる。
なおユヴェントスでは、太腿の筋肉系のトラブルを抱えるFWドウグラス・コスタが離脱中。復帰は10月中旬とみられており、サッリは今後、少なくともリーグ戦において、マンジュキッチの起用を検討することになるかもしれない。今後の動向は注目されるところだ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です



