7月26日に行われたユヴェントスとKリーグ選抜の親善試合で、FWクリスティアーノ・ロナウドが欠場した件について、韓国プロサッカー連盟がユヴェントスに対して正式な抗議文書を送ったようだ。韓国メディアの『news1』が30日に伝えている。
チケットは完売、のべ6万人以上のファンが駆けつけた一戦は、後味の悪い結果となってしまった。韓国の複数メディアは「ユヴェントスと主催者の間で世界的スターで、韓国でも圧倒的な人気を誇るC・ロナウドを45分出場させる規定を結んでいた」と伝えていたが、この契約が履行されなかったとして、連盟が「抗議公文書を送った」という。
さらに同メディアは「ユヴェントスがキックオフ時間をしっかり合わせなかった」ことを指摘。試合当日の15時から行われる予定だったファンに向けたサイン会も「ユヴェントス側が台風のせいで遅れて韓国に到着した」ことで、C・ロナウドら主軸選手が参加しないまま進行されたことを取り上げた。
そこでユヴェントスは「時間調整の兼ね合いでプレー時間を前後半40分ずつにしようという要求をした」とのこと。しかしそれが「受け入れなければ違約金を出して試合をキャンセルする」とまで、ユヴェントスが提案したものと同メディアは伝えている。
連盟はユヴェントスとの親善試合を行うにあたり「C・ロナウドの45分以上出場」「1軍選手の比率」「ファンミーティングイベント」など4～5つの違約金の項目を設定していたと主張。「抗議文書でユヴェントスの無責任な行動を強く叱責した」という。また、主催社に対しては「違約金の算定作業を進める計画」としている。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
