2019-03-06-united(C)Getty Images

ユナイテッドがCL史上初の大逆転!ルカク2発&後半ATのPK弾でベスト8進出/CL決勝T1回戦第2戦

チャンピオンズリーグ(CL)は6日に決勝トーナメント1回戦セカンドレグが行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。

敵地でのファーストレグを2-0で制したPSG。本拠地で仕事を完了させるため、トゥヘル監督は第1戦とまったく同じメンバーを起用。リーグ前節ではCBをやっていたマルキーニョスを中盤で起用する4-2-3-1を採用した。

最低でも2ゴールが必要なユナイテッドだが、主力にケガ人が続出中。選択肢が限られているスールシャール監督は、ヤングを中盤右サイドで起用する4-4-2システムを使っている。なお控えメンバーは5人が10代の選手となっている。

以下に続く

後がないユナイテッドは、早々に先制点を奪う。2分、ケーラーが不用意にバックパスを送るとルカクがカット。そのままGKとの一対一を制し、欲しかった先制点を挙げた。

まさかの立ち上がりとなったが、PSGは慌てずに落ち着いてボールを回す。すると12分、最後はボックス内に飛び出したムバッペが折り返し、ベルナトが押し込んだ。すぐさま試合を振り出しに戻す。

その後ボールを握っていたPSGだが、30分に再び失点。遠い位置からラッシュフォードが無回転系の強烈なシュートを放つと、名手ブッフォンが抑えきれず。前にこぼれたボールをルカクが押し込んだ。ユナイテッドはついに逆転まで1点差に迫る。

ユナイテッドは35分、負傷でバイリーが交代となり、ダロットを投入。ヤングが右SBに入った。アクシデントがあったが勢いは失わず、直後のセットプレーでも相手ゴールを脅かす。前半は2-1でユナイテッドがリードして折り返す。

後半もPSGがボールを動かし、ユナイテッドが構える展開。PSGは56分、ゴール前でムバッペがヒールでフリックし、飛び出したディ・マリアがネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールに。劣勢のユナイテッドは、60分付近でシステムを3バックに変更する。効果的な攻撃ができないPSGは、70分に2枚替え。痛めたドラクスラーと失点に絡んだケラーが下がり、パレデスとムニエが投入された。

攻めなければならないユナイテッドは、80分にペレイラを下げてチョンを投入。さらに87分には17歳グリーンウッドを入れ、CLデビューとなった若手アタッカー2人にゴールを託す。逆にPSGは、終盤にDFラインと入れ替わったムバッペが抜け出すがスリップ。こぼれ球をベルナトが押し込みにいくが、ポストを叩いた。

すると90分、試合を決定づけるような判定。ダロットのシュートの際、ボックス内でキンペンベの腕に当たったとし、ビデオ判定の結果ユナイテッドがPKを獲得。キッカーのラッシュフォードは落ち着いて沈め、ユナイテッドがついに2試合合計スコアで逆転する。

試合はこのまま終了。セカンドレグを3-1で制したユナイテッドは、2試合合計スコア3-3、アウェイゴールの差で大逆転でのベスト8進出を決めた。なお、ホームでの第1戦を2点差以上で落としたチームが、セカンドレグで逆転して突破するのは史上初めてのこととなった。一方のPSGは、3季連続でラウンド16敗退となった。

■試合結果
PSG 1-3 マンチェスター・U

■得点者
PSG:ベルナト(12分)
マンチェスター・U:ルカク(2分、30分)、ラッシュフォード(後半AT)

▶UEFAチャンピオンズリーグ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【関連記事】
DAZN(ダゾーン)を使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZN(ダゾーン)が「テレビで見れない」は嘘!6つの視聴方法とは?
DAZN(ダゾーン)の解約・再加入(一時停止)の方法とは?
【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
白熱のJリーグ!2019シーズンの展望|優勝候補や得点王候補など

Goal-live-scores
広告