元イタリア代表指揮官のジョヴァンニ・トラパットーニ氏が、公式ツイッターを更新し、2002年日韓ワールドカップの韓国対イタリア戦で主審を務めたバイロン・モレノ氏に反論した。
日韓W杯から17年の時が流れたが、韓国対イタリア戦を発端とした因縁のバトルは現在も続いている。この試合をジャッジし、数々の誤審疑惑がかけられたモレノ氏が先日、母国エクアドルのユーチューブチャンネル『Futbol Sin Cassette』のインタビューに応じて注目を集めた。
元エクアドル人主審は、自身が見逃したジャンルカ・ザンブロッタに対する悪質なファウルについて、「レッドカードに値した」と過ちを認めたものの、イタリアを敗退に追い込むことになったそのほかのジャッジについては持論を展開。
オフサイドにより取り消されたダミアーノ・トンマージのゴールデンゴールについては副審のせいとしたほか、ペナルティエリア内でフランチェスコ・トッティが倒されたシーンについては、トッティのシミュレーションでジャッジは正しかったとする見解を示すなどして、自身の立場を擁護する姿勢を貫いた。さらには、当時、イタリア代表を率いていたトラパットーニ氏に対し、「彼は臆病だった」などと批判を繰り出した。
すると元イタリア代表指揮官は、SNS上において、モレノ氏への反論のメッセージを投稿している。
「モレノに臆病呼ばわりされるなんて、とんでもない!何と言えば良いのか。またあのジャッジの自己弁護をするなんて、彼は非常に勇気がある(それともクレイジー)と言うべきだと考える。親愛なるバイロン、これまでの年月や刑務所での生活は、君に謙虚の欠片すら教えてくれなかったようだね」
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

