モウリーニョが“犯罪的”過密日程に「生理学、生物学、生化学、すべての法則に反する」

トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が、クリスマスから年末年始にかけての過密日程に苦言を呈している。

26日に行われたプレミアリーグ第19節でトッテナムはホームにブライトン＆ホーヴ・アルビオンを迎えた。前半に先制点を許したトッテナムだが、後半にハリー・ケインとデレ・アリのゴールで逆転し、2-1で勝利している。

しかし、この試合でムサ・シソコとハリー・ウィンクスがイエローカードを受けて、累積により次節に出場停止。さらに、前節に一発退場を命じられたソン・フンミンも起用できないなど、モウリーニョ監督にとって頭を抱える状況だ。これを受け、2日後にノリッジ・シティ戦、1月1日にサウサンプトン戦とタイトなスケジュールが続く同指揮官は、試合後に不満をあらわにした。

「我々の選手たちだけでなく、（グラハム）ポッターの選手がどうやって48時間以内にまたプレーするのか想像できない。走行距離や激しさを制御できるならしたいし、生理学に詳しい人に話を聞いてみたい。28日に再び試合をさせるなんて犯罪だ。生理学、生物学、生化学、すべての法則に反している。しかし、3人の選手が出場停止になろうと、我々はプレーしなければならない」

また、3選手の出場停止について「3人のうち、2人の出場停止は不当だ。ソニーも不当で、ウィンクスも不当だ。シソコの累積だけは理解できる」と苦言を続けた。

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