ムヒタリアン、ローマ残留に意欲？「過小評価されているがセリエAでのプレーは面白い」

【欧州・海外サッカーニュース】アーセナル（プレミアリーグ）からローマ（セリエA）にレンタル加入中のヘンリク・ムヒタリアンは、ローマでのプレーに満足している。

ローマに所属するアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンが、在アルメニア・イタリア大使館のインタビューに応じ、自身などについて語った。

ムヒタリアンは昨夏、アーセナルからローマに期限付きで移籍。度々フィジカルトラブルに見舞われることはあったが、ここまでセリエA13試合に出場、6ゴール3アシストを記録するなど印象的な活躍を見せた。新型コロナウイルスの影響によりリーグが中断したままレンタル期限が迫るが、ムヒタリアンはローマでの居心地の良さを明かし、チーム残留を願った。

「ローマでは、初日から街もチームも居心地が良かった。もしここに残ることができたら素晴らしいことだと思う。目標はチャンピオンズリーグに出場し、タイトル獲得を目指してプレーすること。僕はキャリアにおいて、すでに多くのものを手にしてきたが、来年はもっと欲張りたい。自分のキャリアであと何年残されているか分からないが、自分のベストを尽くせば目標を達成できると確信している」

近年、ブンデスリーガやプレミアリーグで活躍してきたムヒタリアンは、今シーズン、初めてセリエAに挑戦。その印象を明かした。

「イタリアには特別なものがあると思う。セリエAを過小評価する者がいるが、ここでプレーするのは面白い。20年前とは違うかもしれないが、セリエAは再び成長を始めているように見える。僕はここイタリアでプレーすることができて幸せだよ。ファンが”良い意味ですごい”という話を聞いていたが、これほどとは思っていなかった。ローマやクラブのファンのためにプレーすることができて満足している」

「それにローマでは、ドイツやイギリス、ウクライナで見たことがなかったようなレベルの選手が多くいて印象に残った。名前は出さないが、素晴らしい才能を持った選手がいて、彼らは将来、非常に高いレベルまで到達できるだろう」

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