ミランが21歳のアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル獲得へ向けて、所属先のエンポリと合意に至った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が4日、報じている。
ミランは今夏の移籍市場において、レアル・マドリーのDFテオ・エルナンデスおよびエンポリのMFラデ・クルニッチの獲得が間近に迫っているが、続いて同じくエンポリに所属するベナセルの加入も実現しそうだ。
ベナセルはフランス生まれの21歳。アーセナルの下部組織出身で2017年夏にエンポリに加入し、2018-19シーズンは公式戦38試合に出場、3アシストを記録するなどチームの主力として印象的な活躍を見せた。古巣のアーセナルが買い戻しの権利を保持していたがこれを行使しなかったため、中盤の補強を目指すミランが選手のセリエAでの活躍を評価し、獲得へと動いた。
ミランはすでにアルジェリア代表MFの移籍の条件について、エンポリと合意に至っており、移籍金は100万ユーロ(約1.2億円)のボーナスを含む総額1700万ユーロ(約21億円)とされる。選手には5年契約を提示する見込みだ。
なおミランの補強はまだまだ終わらない。ロッソネーリは現在、ベンフィカに所属する20歳の逸材MFゲドソン・フェルナンデスにも関心を示しており、クラブに問い合わせを行った模様だ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です



