スペインの大手紙『マルカ』と『アス』が報じたところによると、ミランからＭＦカカーを獲得したレアル・マドリーが、マンチェスター・ユナイテッドＦＷクリスティアーノ・ロナウドの獲得にも近づいているという。
『アス』によれば、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長はラモン・カルデロン前会長とユナイテッドとの間で結ばれたとされる事前合意について、８９００万ユーロの契約解除金を支払う準備を整えたという。事前合意によればマドリーは今月３０日までに解除金を支払わなければならず、実現しなかった場合は３０００万ユーロの“罰金”を払わなければならないそうだ。
一方で『マルカ』は、ユナイテッドのデイビッド・ギルＣＥＯがペレス会長らに対し、Ｃ・ロナウドの移籍金は９６００万ユーロで、金額に関する交渉には応じないと伝えたと報じている。
また、マドリーのホルヘ・バルダーノＧＭ（ゼネラル・マネージャー）は１０日、『ＴＶＥ』のインタビューのなかで、Ｃ・ロナウドと交渉中であることを示唆している。
「私が話せるのは交渉が終わった選手たちではなく、ここへ来る途中にある選手たちについてだけだ。彼（Ｃ・ロナウド）は偉大なサッカー選手であり、偉大なプロフェッショナルだ」