アッズーリ指揮官が1年後ろ倒しとなったEURO2020に向け、改めて意気込みを示している。
イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督はイタリア『RAI 1』のインタビューで「延期はイタリアにとってある程度アドバンテージになるだろう」と述べている。
「本来は6月に開幕となる予定だったことを考えたら、それは残念だ。だが同時に我々は若いチームであり、1年後ろ倒しとなったことはイタリアにとっては有利に働くだろう。アッズーリは本大会でトロフィーを勝ち取ることができると思う」
一方で感染拡大が深刻化している新型コロナウイルスについてマンチーニは「人々が互いを尊重し、思いやりで支える社会になってほしいね。そして純粋にカルチョを再び楽しめる状態に戻ってもらいたい。危機的状況を抜けて平穏が戻ったら、医療従事者の人々をねぎらう必要がある。今だけじゃない。彼らの奮闘は今後長らく称えられるべきだと思う」との見解を示している。
EURO2020は本来6月12日に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い3月17日、2021年へと延期されることが発表された。
イタリアすでに本大会出場を決め、グループAでトルコ、ウェールズ、スイスと戦うことが決まっていた。指揮官マンチーニは感染症拡大の現状を懸念しながらも、延期についてはチームを成熟させるための時間として、好機だと見ているようだ。
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