現地時間3日、インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)が行われ、マンチェスター・ユナイテッドとミランが対戦した。
ICCではプレシーズンということもあり、これまで若手を起用するチームが多かったが、シーズン開幕が近いこともあってこの日は両チームともに主力メンバーを中心とした編成を組んだ。
立ち上がりからペースを握ったのはマルコ・ジャンパオロ新監督率いるミラン。後方からボールを繋ぐ意識が高く、選手たちの距離感もいい。しかしミスも多く、カウンターを狙うユナイテッドに隙を与えてしまう。
9分、中盤でボールを奪ったアンドレアス・ペレイラがそのままミドルシュート。しかしこれはゴール左へと外れる。14分には、ロングパスに抜け出したマーカス・ラッシュフォードが、左サイドからカットイン。エリア内中央まで切り込んで右足を振り抜き、ゴール右へとシュートを突き刺した。
ボールポゼッションで上回りながらも先制を許したミランだが、スタイルは変えない。すると26分、ファビオ・ボリーニからの横パスを受けたスソのシュートがゴール左へと決まり、ミランが同点に追いつく。
1-1のまま迎えた後半も、ミランの攻勢は続く。50分、スソのスルーパスにクシシュトフ・ピョンテクが抜け出す。ペナルティーエリア内で完全フリーとなったが、ユナイテッド側が一斉にオフサイドをアピールしたためか、シュートは力なくGKデ・ヘアにキャッチされ、オフサイドの旗も上がらなかった。
60分、ペナルティーエリア右からスソが入れたクロスを中央のサムエル・カスティジェホが頭でそらすと、ヴィクトル・リンデルフに当たってそのままゴール左へと決まり、ミランが逆転に成功する。
65分、両チームが選手を入れ替え、ミランはジャンルイジ・ドンナルンマら3選手を下げてペペ・レイナ、アンドレ・シウバらを投入。ユナイテッドもアシュリー・ヤング、ジェシー・リンガードらを投入するなど5選手を入れ替えた。
72分、アントニー・マルシャルからのスルーパスをペナルティーエリア内左で受けたリンガードがゴール右へと流し込み、ユナイテッドが試合を振り出しに戻す。
78分、ミランはジャコモ・ボナヴェントゥーラら6選手が投入される。こうなると、互いにテストマッチの意味合いが強くなり、残り10分で決勝点を目指して攻め合ったものの、どちらも決め手を欠き2-2のまま90分間が終了。迎えたPK戦ではGKダビド・デ・ヘアが5人目のダニエル・マルディーニのシュートをストップ。最後はダニエル・ジェームズが決め、PK戦を5-4でユナイテッドが制した。
■試合結果
マンチェスター・U 2(5PK4)2 ミラン
■得点者
マンチェスター・U:ラッシュフォード(14分)、リンガード(72分)
ミラン:スソ(26分)、OG(60分)
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