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マラドーナ、辞任の可能性を示唆

ワールドカップ(W杯)大会21日目の準々決勝で、アルゼンチンはドイツに0-4で大敗した。

チームを指揮するディエゴ・マラドーナ監督は、長期にわたってアルゼンチンを率いたいと話していたものの、現在の心境は複雑なようだ。試合後の会見で、次のように語っている。

「ドイツはよく研究してきた。ただ、先制点ですべてが変わったよ。相手を楽にさせてしまった」

「チーム全体に感謝したい。ゴールを決めた選手から、ほかのコーチまで、みんなに感謝している。夢は叶わなかった。しかし、アルゼンチンのサッカーを楽しむことはできたはずだ。選手たちには、これからもアルゼンチンのサッカーを体現していってもらいたい。選手たちを誇りに思う。彼らに感謝しているよ」

「(FWリオネル・)メッシがノーゴール? 彼がシュートを放ったとき、相手が止めたということだ。いずれにしても、彼はW杯で見事なプレーをした。メッシがロッカールームで泣くのを見るのはつらい。彼がこのユニフォームに誇りを持っていないなんて、馬鹿げた話だ」

「今はすべてを出し切った感覚だ。明日去ることもできるだろう。ただ、我々がすぐに自分たちのプレーをすることを証明するのも大事だ」

「(辞任は)考えたこともなかった。家族や選手たちと話さなければいけない。私は、サッカーが人々を楽しませるものだと知っている。自分たちのスタイルで勝つことを目指している。アルゼンチンにはそれ以外のスタイルがないね」
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