セリエCモンツァのオーナーで元ミラン会長のシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が、地元メディア『テレロンバルディア』のインタビューに応じ、古巣に苦言を呈した。
ベルルスコーニ氏は1986年2月から31年間にわたってミランのオーナーとして活躍。イタリア国内、ヨーロッパ、世界のタイトルを合わせて29個獲得するなど、ミランの黄金期を築いた。昨年9月にモンツァを買収し、サッカー界に復帰したベルルスコーニ氏だが、現在も古巣ミランの動向を気にかけている。「ミランのチャンピオンズリーグ(CL)出場?そう願っている。胸の高鳴りを抑えながら、最後の戦いを見届けるつもりだ」と、期待を寄せる。
■優勝に導いた2トップに回帰を
だが長らく低迷していたミランを立て直し、シーズン終盤までCL争いに絡めるチームへと成長させたOBのジェンナーロ・ガットゥーゾについて問われると、言葉に詰まり、不満を漏らした。
「ガットゥーゾが良い監督だという意見に賛成か?むむっ…。他の質問はないか?私ならこれまで通り、選手をサポートし、試合前に激励する。そしてミランがワールドサッカー史に残るほど優勝を重ねることを可能にしたあのシステムを採用する。すなわち2トップとその後ろにトップ下を起用する」
さらにベルルスコーニ氏は、ミランの闘将が1トップを採用しているために、自身のお気に入りの選手であるFWスソが得点を挙げることができないと嘆いた。
「2トップの後ろには、スソを置きたい。彼はミランで最もクオリティの高い選手だ。今は中盤の方へ下がり過ぎているので、1人、2人、3人と抜いて、クロスを上げるのがやっとだ。ペナルティエリアのそばでプレーさせればゴールを決められるし、チームメートにアシストもできる。私はこれこそ重要だと確信している」
■投資総額500億円の価値はどこに?
また元ミラン会長は、幹部レオナルド氏らによる補強にも疑問を呈し、「彼のメルカート?中国資本と現体制で4億ユーロ(約500億円)が投資されたことを知ったが、ミランはピッチでその価値を表現しているように見えない」とコメントした。
最後にベルルスコーニ氏は、今シーズン限りでユヴェントス指揮官を退任する元ミランのマッシミリアーノ・アッレグリに言及。「アッレグリをモンツァに?何も可能性を除外する必要はないが、私がなんとかできることではない。ユヴェントスで素晴らしい成功を収めたアッレグリを称えたい」と述べた。
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