日本代表は23日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選・アラブ首長国連邦（UAE）代表戦に向け、敵地アル・アインでトレーニングを行っている。
久しぶりに招集されたMF今野泰幸は「ホントに大事な一戦なので、緊張感はありますね。練習とかも集中してるし」と話す。そうした中で、MF長谷部誠が負傷離脱した影響により、UAE戦の先発出場も現実味を帯びているが「まあ、どうなるか分からないですけど、練習からしっかりいいトレーニングして、心も体も準備するだけだと思います」と、ベテランらしい落ち着き。長谷部が何かアドバイスを残したかとの問いにも「いや、みんなに頑張ってとは言ってましたけど」と答えた。
UAEについて話がおよぶと「前線にいい選手がそろってる。2トップは能力あって、10番の選手がスルーパスを出してくるっていう感じですね」と、その印象を語る。「10番の選手」オマル・アブドゥルラフマンは、今野とマッチアップする可能性もあるが、「ものすごく技術が高い。アイデアも豊富なので、それを警戒して一発で行かないように。あとはファウルしないように」と注意点を挙げた。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は今野の「経験」に期待しているようだが、当の今野は「うーん、とにかくプレーするだけだと思ってるし、そんなに意識はしてないです」とのこと。「もし出場することがあれば、自分の持ち味を出してチームに貢献できればいいと思います」と話す今野だが、あらためてUAE戦に向けた意気込みを聞かれると「最後の笛が鳴るまで集中して、絶対に勝ち点3を取りたいと思います」と、力強く語った。
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