スペイン人指導者グティが、将来的に古巣であるレアル・マドリーへ帰還することが目標であると語った。
下部組織からトップに昇格し、ガラクティコスの一員としてレアル・マドリーで長らく活躍したグティは、ベシクタシュで2011年に現役引退。レアル・マドリーの下部組織で指導者として再スタートした後、現在は再びベシクタシュに籍を置き、アシスタントコーチを務めている。
そのグティが母国『マルカ』のインタビューで、将来的には自身の古巣であるレアル・マドリーで指導をしたいと公言した。
「マドリーで仕事をすることは自分にとって最大の目標だ。それは現役時代からそうだったし、指導者になった今も変わらない」
「あの場所にいることが自分にとって特別なことだと常々感じている。そのためにはすべきこと、達成すべきことが数多くあるんだ。大きな壁があることは現役時代の経験からしても、よく知っているつもりだよ」
その一方でグティはトルコで仕事をしていることに満足感を示しており「今のところ、ここにきたことは正しかったと思っている。将来的にトップチームを率いることを視野に入れているし、ここで熱意を持って指導者という仕事に向き合っている。この夏には何か起こるかもしれないね」と発言。今季終了後に何かしら大きな動きがあることを示唆している。
また、古巣レアル・マドリーで今季3度の監督交代劇が起こったことについて「私がマドリーに戻る？ いや、そんな機会があったら嬉しかったけど、自分はまだ指導者として実績がないからね。そんなもしもの話は意味がないことだ」と述べている。
「（ジネディーヌ）ジダンはマドリーでとてもうまくやっているね。今季チームに少なからず変化があって、チームが微妙な状況になっていたようだけど。（フロレンティーノ）ペレス会長が信頼関係の深いジダンを呼び戻したことも立て直すきっかけになると思う。マドリーのためを考えたら、私達マドリディスタにとってジダンの復帰は感激すべき出来事だよ」
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