ブライトンに所属する三笘薫の今夏退団の可能性について、地元紙『Sussex World』が見解を示している。
2017-18シーズンからプレミアリーグに所属するブライトン。以降はトップリーグに残留し続け、2022-23シーズンではクラブ史上初のヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得する躍進を見せるなど、近年ではトップハーフ入りを定着させつつある。
そんなブライトンではリヴァプールに所属するアレクシス・マクアリスター、アーセナルのレアンドロ・トロサール、チェルシーのマルク・ククレジャ、モイセス・カイセドなど、同クラブからビッグクラブに移籍した選手も多数。そして、現在では今季リーグ戦で7ゴール3アシストを記録している三笘も注目の的に。最近ではリヴァプールが獲得に乗り出す噂が浮上している。
そうした中、バーバー氏は先月『BBC』で「ブライトンが三笘やカルロス・バレバのような選手を引き留められるか?」と質問されると、「そうだね。我々の最高の選手は常に、大きな予算を持つより大きなクラブから求められていることはわかっている」とコメントし、以下のように続けている。
「しかし、最高の選手たちをできる限り長く引き留めたいと考えている。だが、我々のモデルには、適切なタイミングで売却する準備も含まれている。今夏売却するとは言わないが、将来的にそうなる可能性が高いことは確かだ」
同メディアは今冬にブライトンが三笘に対して、サウジアラビアのアル・ナスルから2度のオファーを受けるも「三笘のチャンピオンズリーグに出場したい」意向から進展しなかったことを指摘するも、「プレミアリーグ次期王者のリヴァプールが本格的に動き出せば、状況は変わるだろう」と分析している。
三笘と同クラブの契約は2027年6月まで。同メディアは移籍金が6000万ポンド(約112億7100万円)~7000万ポンド(約132億6700万円)になると推測しているが、他のクラブが獲得に乗り出し、争奪戦に発展すれば、その金額は急騰する可能性があると見ているようだ。



