プレミアリーグ全クラブは中立地開催＆降格廃止を望まず…CEO「選手や監督と話し合うまで決定を下すことはない」

【欧州・海外サッカーニュース】新型コロナウイルスによる中断から、6月の再開を目指すプレミアリーグ。リーグCEOリチャード・マスターズ氏は、全クラブがホーム＆アウェイ開催を望んでいると明かした。

プレミアリーグ全20クラブは、中立地開催を望まず、通常通りホーム＆アウェイでのシーズン再開を望んでいるようだ。

新型コロナウイルスの影響で3月から中断が続いていたプレミアリーグ。それでも6月からの再開へ向け、数クラブは練習場を開放。またイギリス政府も11日に6月1日以降無観客での再開を認める方針を発表した。

これを受け、20クラブの代表者は11日にビデオ会議を開催。政府は中立地での開催を提案しているが、リーグCEOリチャード・マスターズ氏によると、全クラブがホーム＆アウェイ方式での再開を望んでいると主張している。

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「可能であれば、全クラブがホーム＆アウェイを希望するだろう。確かに、いくつかのクラブは強くそれを望んでいる。現在進行形でプレミアリーグ再開に向けて協議しており、アドバイスはすべて受け入れる」

「選手や監督と話し合うまで決定を下すことはない。ミーティングは今週後半に予定されている」

以前には、降格の危機に瀕するクラブが今季の降格を無効とするよう訴えているという報道もあったが、マスターズ氏は「降格がないことを提案したクラブはない。話し合ったこともない」とこれを否定。そして、シーズン全日程消化が目標であることに変わりないと語った。

「シーズンを終えることが我々の目標であることは明らかだが、すべてのオプションについて話し合うことは重要だ。私が言えるのは、シーズン全日程消化についてのものだけ。他のモデルは結論が出ていない。今後の話し合いで必要となるかもしれない」