プレミアリーグが無期限延期を発表「安全で適切と判断された時のみ再開する」

プレミアリーグは、2019-20シーズンの無期限延期を発表した。

世界各国で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けるフットボール界は、3月中旬までに各国リーグ戦が軒並み中断。プレミアリーグでは、アーセナルのミケル・アルテタ監督から陽性反応が検出されたことを受け、3月13日に中断が決定した。しかし、感染拡大に歯止めがかからず、日常生活もままならないこともあり、リーグ戦再開の見通しは立っていない。

先日には、欧州サッカー連盟（UEFA）主催のチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの無期限延期が決定。さらに、ベルギー・ジュピラーリーグでは、シーズン打ち切りに向けて話が進んでいることもわかっている。

当初は4月上旬の再開を目指すも、5月上旬に目標を変えたプレミアリーグは、これを断念することを3日に発表。声明の中で「プレミアリーグは5月初めに再開しない。2019-20シーズンは安全で適切と判断された時のみ再開する」と言及。

続けて「政府、関係機関、国内のプロフットボール組織と連携し、再開できる日程を調整する。残っている国内すべてのリーグ戦とカップ戦を消化することを目指している。しかし、政府の全面的なサポートとメディカルガイダンスからの許可があったときのみ再開する」とリーグ再開に向けての条件を示した。

プレミアリーグ