プレシーズン大会ICCの中止が決定…新型コロナによる各国リーグ戦延期を受け

インターナショナル・チャンピオンズ・カップ（ICC）の中止が決まった。

毎夏のプレシーズン中に開催されるICC。マンチェスター・ユナイテッドやバイエルン・ミュンヘン、ユヴェントス、レアル・マドリーなど各国の強豪がシーズン前にチームの完成度を確かめ、さらにヨーロッパにとどまらず、アジアや北米でも試合を行うために大きな注目を集める大会だ。

しかし、現在世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、各国のリーグ戦が軒並み中断。さらに、今夏に予定されていたEURO2020やコパ・アメリカ、東京オリンピックも延期が発表され、この空いた日程を利用して2019-20シーズンの完結を目指すことが濃厚だ。

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そんな中、先日に新型コロナウイルスの影響によりアジアでのICC中止を決めた主催者の『Relevent Sports』は10日、今夏の大会自体を中止することを発表。声明の中で「大会に関わる全員の健康と安全が我々の最重要事項。今後の見通しが不透明であり、8月にかけて欧州各国のリーグ戦、UEFAの大会が行われる可能性が高く、今夏のインターナショナル・チャンピオンズ・カップは実行不可能だ」と綴った。

そして「2021年にアメリカとアジアに最高のクラブと象徴的な試合を届けられることを楽しみにしている」と来夏の開催を誓っている。