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Thomas Müller Werder Bremen FC Bayern München DFB-Pokal 24042019Getty Images

ブンデス優勝争いは稀に見る熾烈なレースに…栄冠をつかむのはバイエルンかドルトムントか

「優勝争いが存在しないから退屈」。「優勝プレーオフを導入すべき」。「リーグの構造自体を見直すべきだ」。

ほんの1年前までそんな声が挙がっていたブンデスリーガで、久しぶりにタイトルレースが活況を呈している。残り4試合で首位のバイエルンと2位ドルトムントの勝ち点差はわずか1。3位のRBライプツィヒにも数字上は優勝の可能性が残されているが、ここから勝ち点9差をひっくり返すのは現実的ではない。バイエルンとドルトムントの一騎打ちという状況だ。はたして勝利の女神はどちらに微笑むことになるのか。

■日程的に厳しいのはドルトムント

Sancho Reus Götze Borussia DortmundGettyBayern München Bremen DFB-Pokal

まず整理しておくべきは、バイエルンとドルトムントの日程だ。

●バイエルン 22勝4分け4敗/79得点・29失点

vs 17位ニュルンベルク(A)4月28日(日)

vs 18位ハノーファー(H)5月4日(土)

vs 3位RBライプツィヒ(A)5月11日(土)

vs 4位フランクフルト(H)5月18日(土)

●ドルトムント 21勝6分け3敗/72得点・36失点

vs 15位シャルケ(H)4月27日(土)

vs 8位ブレーメン(A)5月4日(土)

vs 10位デュッセルドルフ(H)5月11日(土)

vs 5位ボルシア・メンヘングラッドバッハ(A)5月18日(土)

バイエルンはラスト2試合がきわめてタフ。公式戦15試合負けなしと絶好調のRBライプツィヒは、後半戦の失点がリーグ最少の「6」と堅守を誇る。ヨーロッパリーグで大躍進しているフランクフルトも当然ながら侮れない。冬の移籍市場でMFセバスティアン・ローデとDFマルティン・ヒンターエッガーを加え、競争力を高めることに成功した彼らは、バイエルンに完敗した昨年末より骨のあるチームに変貌している。バイエルンとしては降格圏に沈むニュルンベルク、ハノーファーをしっかり叩き、優勝への弾みをつけたいところだ。

ドルトムントも決して楽な日程ではなく、むしろバイエルンより厳しいかもしれない。低迷に喘いでいるとはいえ、シャルケは一筋縄ではいかない相手。まずはその宿敵とのレヴィアダービーで勝利しなければ、逆転優勝への望みをつなぐのは難しい。ここを無事に切り抜けても、リーグ戦とDFBポカール準決勝でバイエルンに善戦したブレーメン、絶好調だった前半戦に黒星をつけられたデュッセルドルフとの連戦だ。そして、最終節にはCL出場を狙うボルシア・メンヘングラッドバッハとのアウェーゲームが控えている。

勝ち点3が見込める“鉄板”が2試合のバイエルンに対し、1試合もないドルトムントは全ての試合が決勝のような緊張感を伴うだろう。そのプレッシャーに打ち克たないかぎり、7シーズンぶり9回目の優勝は実現しない。リュシアン・ファーブル監督のマネジメント力が改めて問われそうだ。

■7連覇を目指す王者の敵は「内にあり」

Thomas Müller Werder Bremen FC Bayern München DFB-Pokal 24042019Getty Images

チーム状態はどちらも悪くない。第28節のデア・クラシカーで0-5とショッキングな大敗を喫したドルトムントは、その後に2連勝と立て直しに成功。マルコ・ロイスとジェイドン・サンチョが牽引するアタッカー陣がハイパフォーマンスを見せ、安定感に欠けるディフェンスラインの不安をカバーしている。主将のロイスは「最後までバイエルンにプレッシャーをかけたい」と語り、現チームではベテランの部類に入るマリオ・ゲッツェも「あらゆる可能性が残っている。全力で突き進むだけ」と意気軒昂だ。一戦必勝の覚悟を決めている。

一方のバイエルンは公式戦5連勝中。時おり見られるビルドアップのミスや守備の強度不足があり、毎試合のように横綱相撲をとっているわけではない。それでもしっかりと勝ち切るあたりは流石。マヌエル・ノイアーやマッツ・フンメルスに筋肉系のトラブルが発生するなどベテランにガタがきているのは気がかりだが、その2人を含むほぼ全ての主力を起用できる状況にある。戦力事情は悪くない。頼もしいのは得点ランク首位に立つロベルト・レヴァンドフスキに加え、ここにきて調子を上げているトーマス・ミュラーの存在だ。

優勝経験者を数多く擁するのはバイエルンの方だ。ただ、ここからは“未知の領域”だろう。独走でのフィニッシュが当たり前だった過去6シーズンは、事実上の優勝争いが存在しなかった。最後まで手に汗を握るデッドヒートは経験していない。鉄板と思われるニュルンベルク戦あるいはハノーファー戦でポイントを落とすようなら、一癖も二癖もあるスター選手たちの和が乱れてもおかしくないだろう。

バイエルンが国内で調子を落とすときは、たいてい大なり小なりの内紛が発生している。本調子ではなかったシーズン前半は、ニコ・コバチ監督に対してトーマス・ミュラーやハメス・ロドリゲスが反感を抱いていたと言われる。7連覇を目指す王者の「敵は内にあり」。そう言えるのではないか。失う物が大きいという意味でも、バイエルンにはドルトムント以上のプレッシャーがかかっているはずだ。

文=遠藤孝輔

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の記事です

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