Sergio Busquets(C)Getty Images

ブスケツがスペイン代表引退を発表「別れを告げる時がきた」2010年のW杯と2012年のEURO制覇

バルセロナに所属するMFセルヒオ・ブスケツが16日、スペイン代表からの引退を発表した。

スペインは現在開催されているカタール・ワールドカップ(W杯)でコスタリカ代表、ドイツ代表、日本代表と同居。第3節の日本戦で逆転負けした中でも決勝トーナメントに進出したが、ラウンド16でモロッコ代表にPK戦の末に屈して敗退した。

そのスペインで主将を務めたブスケツが34歳で代表引退を表明。自身の『インスタグラム』で、「約15年間、143試合を戦った後、スペイン代表チームに別れを告げる時がきた」と発表した。

「この長い道のり、共に戦ってくれた全ての人々に感謝したい。デビューの機会をくれたビセンテ・デル・ボスケ監督から最後の指揮官となったルイス・エンリケ監督まで。また、ジュレン・ロペテギ監督やフェルナンド・イエロ監督、ロベルト・モレノ監督、スタッフ陣にも感謝したい」

「そしてもちろん、成功を共にし、全力を尽くして誇りを胸にチームを相応しい地位につれていこうとしたチームメイトひとり一人に感謝したい。サポートしてくれた人々、特にうまくいかなかった時にも応援してくれた人たちに感謝したい。本当にありがとう」

「そして、重要な僕の家族。離れている間も僕のことをサポートして、ベストを尽くせるように、常にそばに居てくれているように感じさせてくれてありがとう」

「母国を代表して戦い、世界王者と欧州王者になり、キャプテンとしても多くの試合に出場できた。常に全力を尽くすことができた。歴史的かつ貴重な経験を通じ、全員が助け合って同じ目標に向かって戦うことができた。そんな人たちの重要性を感じることができたんだ」

2009年4月にスペインA代表デビューしたブスケツは、これまでセルヒオ・ラモスとイケル・カシージャス氏に次ぐ同国歴代3位の143試合に出場し、2ゴールを記録。2010年の南アフリカW杯優勝や2012年のEURO優勝などのタイトル獲得に貢献した。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0