2日のリーガエスパニョーラ第30節、バルセロナは敵地エル・マドリガルでのビジャレアル戦を4-4のドローで終えた。
週末に2位アトレティコ・マドリーとの直接対決を控え、メッシを温存した首位バルセロナは12分、マルコムの折り返したボールをコウチーニョが押し込んで先制し、16分にはアルトゥーロ・ビダルのクロスからマルコムが追加点を獲得。しかし24分にカソルラのスルーパスからチュクウェゼに1点を返されて前半を終える。
後半、ビジャレアルの反撃の勢いは衰えず、50分にエカンビが逆転弾を決めると、62分にイボラ、80分にバッカとゴールを重ねた。苦しい状況となったバルセロナは86分、アルバロが2枚目のカードで退場となったことで数的優位に立つと、ここから逆襲を開始する。
バルセロナは90分、後半途中から出場したメッシが前節に続き直接FKからゴールを奪い1点差とすると、94分にはCKの流れからルイス・スアレスが加点。何とか同点に追いついて、試合終了を迎えた。
連勝が6でストップした首位バルセロナと、同日にジローナに勝利したアトレティコの勝ち点差はこれで8に縮まった。両チームは次節、バルセロナの本拠地カンプ・ノウで、優勝争いの行方を決定的とする一戦に臨む。
■試合結果
ビジャレアル 4-4 バルセロナ
■得点者
ビジャレアル:チュクウェゼ(24分)、エカンビ(50分)、イボラ(62分)、バッカ(80分)
バルセロナ:コウチーニョ(12分)、マルコム(16分)、メッシ(90分)、ルイス・スアレス(94分)

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