パリ・サンジェルマン(PSG)がモナコのFWキリアン・ムバッペ獲得への動きをストップさせる可能性があるようだ。スペイン紙『マルカ』が報じた。
PSGは今夏、ネイマール獲得に2億2000万ユーロ(約290億円)もの大金を費やした。さらに、先週にはモナコと1億8000万ユーロ(約235億円)でムバッペと合意に至ったと報じられている。青天井の資金力を持つと考えられていたPSGだが、ここに来て金銭面で問題が生じると考えているという。
ムバッペの移籍金は1億8000万ユーロ+ボーナス2000万ユーロとなると伝えられたが、実際には諸々の費用を合わせると4億ユーロ(約512億円)が必要になるようだ。そのため、クラブのナセル・アル・ケライフィ会長はファイナンシャル・フェアプレー(FFP)制度に抵触する可能性を恐れ、状況を見極めることに決めたという。
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FFP制度は、赤字経営を禁止するもので、2018-19シーズンからは赤字をゼロにする必要がある。違反すれば、UEFAライセンスを取り上げられることを意味し、チャンピオンズリーグの舞台からも締め出されてしまう。それが、一夏に天文学的な額の資金を費やすことに二の足を踏ませる要因となっているようだ。
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