中国の広州恒大でプレーしているブラジル代表MFパウリーニョは、今夏の移籍市場でバルセロナに加わることが有力視されている。
すでに基本合意に至っており、メディカルチェックと正式発表を待つだけとなっている見通しだが、広州のルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、パウリーニョの欧州復帰を後押しする発言を記者に対して明かしている。
「パウリーニョを失うことは我々にとっては痛手ではある。だが、中国サッカー界にとってポジティブな移籍になるはずだ」
「これは世界最高のクラブが、中国リーグのクラブに注目をしているという事実を世界にアピールするものだ。それに、パウリーニョはバルセロナにふさわしい選手だし、多くのものをもたらすはずだ」
これまでブラジル代表、ポルトガル代表やチェルシーなどで指導し、ブラジルでも指折りの名将として知られるスコラーリ。2015年6月に広州の指揮官に就任し、トッテナムで苦労していた愛弟子パウリーニョを広州に呼び寄せた張本人でもあるが、スコラーリはパウリーニョのバルセロナ行きを容認し、後押しするコメントを寄せている。
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