バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は、コパ・デル・レイでの5年連続決勝進出を決めたバレンシア戦の内容に満足しているようだ。
8日、コパ・デル・レイ準決勝第2戦が行われ、バルセロナは敵地でバレンシアと対戦した。第1戦はホームで1-0の勝利収めていたバルセロナ。第2戦は前半をスコアレスで終えたが、後半から投入されたフィリペ・コウチーニョのゴールにより先制すると、イヴァン・ラキティッチが追加点を決める。そのまま2-0の勝利を収め、2試合合計3-0での決勝進出を決めた。
指揮官はバレンシアのカウンターが脅威だったことを認めながらも、全体を見れば勝利に値する内容だったと記者会見で語った。
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「ファーストレグではバレンシアは多くのゴールを許してくれなかった。しかしセカンドレグでは、彼らもチャンスを作ってはいたが、試合を支配することができた。我々は決勝進出に値した。最初の試合でも支配出来ていたが効果的ではなかった。そして、今日は彼らのカウンターは脅威だった。個人的にはもう少しピンチが少ないほうがよかったが、バレンシアのカウンターはとても危険で質の高い選手たちによって多くの問題を生み出した」
さらに途中出場で移籍後初ゴールとなる決勝点を挙げたコウチーニョの投入に確信があったことも明かした。
「ペースを上げるために必要な交代カードは明らかだった。アンドレ(ゴメス)もとてもチームの助けになっていたが、試合は支配している状況でボールを前に運ぶことが必要だった。普段はもう少し様子を見てから交代させるのだが、今回は明らかだった」