チームのアンタッチャブル的存在、リオネル・メッシが自身のSNSでチーム幹部に物申すという、バルセロナにかつてなかった危機が訪れているようだ。
バルセロナのスポーツディレクター、エリック・アビダルはメディアに対してエルネスト・バルベルデの前体制について批判的なコメントを発した。アビダルは「選手の多くがハードワークしようとしていなかった。多くの選手たちが満足していなかったようだね」と公言した。
この発言に怒りを示し、SNSで反論したのがリオネル・メッシだった。メッシはアビダルが発言した記事をキャプチャしたうえで、自身の『Instagram』を通し、強めの口調で次のような見解を示した。
「率直に僕の意見を言わせてもらう。このようなことは僕にとっても本意ではないし、本来なら触れたくないことでもあるんだけど。バルセロナに関わるすべての人物は自分がすべきことに責任が伴うし、その決断には重みがある」
「チームがうまくいかない時だってあるものだ。その時、ディレクターや幹部はチームの方針や意思決定について、責任を持つべきじゃないのか?」
「誰かについて批判するとしても、チーム全員を汚すような発言は慎むべきじゃないのかな。みんなのためにならない発言はすべきではない。そもそもこれはゴシップのような話であって、真実とは異なる。本当に心外だよ」
前指揮官バルベルデに対して批判的な論調で語ったアビダルについて、メッシは怒り混じりにメッセージを発信している。
元フランス代表のアビダルは現役時代、2007年~2013年までバルセロナに在籍し、メッシともプレーした盟友でもあった。2018年よりバルセロナでディレクター職に就いているが、バルベルデを更迭させる際には、OBのシャビとカタールで接触するなど、指揮官交代に向けた動きについても陣頭指揮を取っていた一人とされる。
1月にバルベルデを解任し、キケ・セティエンを迎え入れたバルセロナ。だがアビダルがメディアの前でチーム批判とも取れる発言をしたことで、メッシが怒りの反論をする事態となっている。
バルセロナにおいてメッシがアンタッチャブル的存在であることは周知のとおり。メッシがSDアビダルの発言に噛み付いたというこの構図は、バルセロナが水面下では危機的状況に陥っている状況を示しているのかもしれない。
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