バルセロナが再びアーセナルから選手引き抜きへ？今夏のラカゼット獲得を検討か

バルセロナがアーセナルのアレクサンドル・ラカゼット獲得に興味を持っているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

2017年夏にリヨンから当時のクラブ史上最高額となる5300万ユーロ（当時約68億円）＋ボーナスでアーセナルに加入したラカゼット。2年目となる今シーズンは、ここまで全公式戦で18ゴール12アシストを記録するなど、チームのヨーロッパリーグ準決勝進出に貢献する。

この活躍を受け、前線の強化を目指すバルセロナがラカゼットに関心を抱いている模様。アーセナルの前線で活発な動きを見せ、2年間で35ゴールを記録する同選手のプレーを高く評価しており、アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマンとともに今夏のターゲットに上がっているようだ。さらに、クラブの幹部として働くエリック・アビダル氏とアーセナルFWは親しい関係にあるようで、交渉で優位に働くことも予想される。

なお、同メディアによると、ラカゼットの市場価値は6500万～7000万ユーロ（約81億～87億円）と考えられており、アーセナルが興味を示すアンドレ・ゴメスやサミュエル・ウムティティといった選手を条件に加えることで、移籍金の値下げを図る考えを持っているようだ。しかし、現段階で交渉等は行われていないと報じられている。

これまでにマルク・オーフェルマルス、エマニュエル・プティ、ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト、アレクサンドル・フレブ、ティエリ・アンリ、セスク・ファブレガス、アレクサンドル・ソング、トーマス・フェルマーレンと数多くの選手をアーセナルから獲得してきたバルセロナ。今夏の移籍市場でラカゼットもリストの仲間入りを果たすことになるのだろうか。

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