バッカ、レンタルでビジャレアル移籍へ…荷物をまとめミラン同僚に別れを告げる

コロンビア代表カルロス・バッカのビジャレアル入りが迫っている。

ミランに所属するコロンビア代表FWカルロス・バッカの退団が近づいている。イタリアメディア『スカイスポーツ』が14日、伝えている。

現在、ミランにはビジャレアルから獲得オファーが届いており、バッカの移籍実現へ向けて交渉が行われている。ビジャレアルは買い取り義務付きのレンタル移籍を希望していると見られる。

バッカは2015年夏、セビージャからミランへ加入。昨シーズンはリーグ戦32試合に出場し13ゴールを挙げ、2シーズン連続で2ケタ得点をマークした。しかし4月から経営権が中国資本に移り、今夏に大型補強が行われると構想外となったほか、サポーターとの不和も心配されていた。

バッカは今夏の移籍が想定されており、すでにヨーロッパリーグ予選3回戦のクラヨーヴァ戦のメンバーリストからも外れて欠場している。これまでに古巣のセビージャや日本代表のDF酒井宏樹が所属するマルセイユ、サンプドリアなども獲得に興味を示していたが、ビジャレアル移籍へ向けて合意に近づいている。

『コリエレ・デロ・スポルト』によれば、バッカは14日、ミラネッロに姿を現したが練習へは参加せず、ロッカーの荷物をまとめ、チームメートに別れの挨拶を行った。新天地は2013年から2年間にわたってプレーしたリーガ・エスパニョーラとなる見込みだが、今後の動向は注目されるところだ。